2025年度 新型コロナワクチン接種について
当院で接種できる方
生後6か月以上の方すべて。ただし各自治体の高齢者定期接種への助成には対応していません。
接種できるワクチン
・生後6か月~18歳未満
スパイクバックス(モデルナ社)
・18歳以上
スパイクバックス(モデルナ社)またはコスタイベ(Meiji Seikaファルマ)。ただしコスタイベは2人同時の予約が必要です。1人だと2人分の費用がかかります。
費用
1回 15000円(税込み) すべての年齢、種類共通
予約方法
開院時間内に電話にでご予約ください。いずれのワクチンも取り寄せに数日かかります。
スケジュールの余裕をもってご予約ください。
予約後に取り寄せとなりますので、キャンセルはできません。
接種スケジュール
スパイクバックス
・生後6か月~4歳以下の方
初めての方:初回免疫として、2回、通常、4週間の間隔をおいて、接種する。
初回免疫後の方:前回接種から3カ月以上あけて接種する。
・5歳以上の方~成人
通常、前回の新型コロナワクチン接種から3カ月経過した後に接種する。
過去に新型コロナワクチンの接種歴のない方は、約4週間の間隔をおいて、2回目の接種を行うことができる。
コスタイベ
・18歳以上で接種可能
通常、前回の新型コロナワクチン接種から3カ月経過した後に接種する。
過去に新型コロナワクチンの接種歴のない方は、約4週間の間隔をおいて、2回目の接種を行うことができる。
問診票
web問診より、事前に問診を入力しておいていただくと接種がスムースに進みます。
ワクチンの有効性
スパイクバックス
スパイクバックスは、mRNA技術を用いた新型コロナウイルスワクチンです。
臨床試験や国内外の調査で、感染や重症化を防ぐ効果が確認されています。
特に、基礎疾患を持つお子さまや、ご高齢の方と同居されているご家庭では、
重症化リスクを減らす目的での接種が推奨されています。
※生後6か月~4歳の小児に対する有効性
この年齢のお子さんを対象にした臨床試験では、
スパイクバックス接種により感染を防ぐ効果がみられたことが報告されています。
ただし、試験に参加した人数が限られていたため、
効果の程度についてはまだ詳しく評価を続けている段階です。
一方で、抗体の上がり方(免疫の反応)は5~11歳や成人と同じくらい良好であることが確認されており、重症化を防ぐ効果が期待されています。
コスタイベ
コスタイベは、 レプリコン(自己増幅型 mRNA, replicon mRNA)ワクチン の一つです。
通常の mRNA ワクチンと比べ、少量の mRNA で、長期間効果を発揮しやすいという特徴が期待されています。
第Ⅲ相試験データによれば、コスタイベは 発症予防効果 56.6%、重症化予防効果 95.3% が報告されています。
また、起源株およびオミクロン系株に対して、他の mRNA ワクチン(例:コミナティ=Pfizer)と非劣性を示す中和抗体誘導力を示したデータもあります。
ただし、発症予防効果の数値は流行株や試験条件に大きく依存するため、「目安」としてご理解ください。
副反応と安全性(両ワクチン共通)
主な副反応は、注射部位の痛み・圧痛、頭痛・倦怠感・筋肉痛・発熱 などで、軽度〜中等度のものがほとんどです。
重篤な副反応例の報告もありますが、因果関係は現在慎重に検討中であり、発現頻度自体は非常に低いと考えられています。
接種後は、胸痛・動悸・息切れなどの症状(=心筋炎を疑う症状)が出た場合には速やかに受診していただくよう、添付文書にも記載があります。
日本小児科学会の見解(※追記あり)
日本小児科学会は、2024年10月にすべての生後6か月〜17歳の小児に対して新型コロナワクチン接種が望ましいとし、2025年10月13日時点で変更はありません。
その理由として、学会は以下を挙げています。
・小児でも新型コロナ感染による**入院・重症・合併症(脳症・心筋炎など)**が報告されている
・ワクチン接種により、重症化・入院リスクを減らす効果が期待できる
・小児の副反応は成人よりも頻度が低く、症状も軽度な傾向がある
※2025年11月16日 日本小児科学会は以下のような提言を行いました。
『重症化リスクが高い基礎疾患のある児に関しては、新型コロナワクチン接種(初回シリーズおよび適切な時期の追加接種)を推奨します。
また、生後6か月~17歳の健康な小児に関しては、COVID-19による疾病負荷や現在の諸外国の方針などを鑑みて「接種が望ましい」から「保護者の希望があり、かかりつけ医との相談に基づいて接種を行うことができる」に変更しました。』
当院では引き続き、接種を希望される患者様に対応いたします。

